ニュースでよく聞くEVって何？
[:contents]
はじめに
「レギュラー満タンで」が死後になる日が近いかもしれません。
皆様こんにちは。今日はEVについて書いていきたいと思います。
さて、最近ニュースでEV,EVと盛んに叫ばれていますがそもそも何の略なのでしょうか？経産省のHPを見てみると⬇
EVとは、Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。
EVは「電気自動車」のことを表していることが分かりました。
電気自動車は名前のごとく「電気で走る自動車」ということですが、具体的に何がそんなにすごいのでしょうか？
結論から言うとEVはCO2を排出しません！
一般的に自動車が走行するには石油由来のガソリン入れて、エンジン内でガソリンを燃焼させるエネルギーで走りますよね。その際にはどうしても燃料を燃焼しているのでCO2が発生していました。
CO2は温暖化ガスとも呼ばれ、地球温暖化を引き起こす原因気体です。地球温暖化は異常気象や南極の氷を溶かし海面上昇を引き起こすなど、地球環境や人類にとっても悪いことばかりです。
世界一貧しい大統領の愛称で知られるウクライナの大統領は以前、国連総会のスピーチで「全世界の人がドイツ人と同じ割合で車を所有したら、果たして地球に酸素は残っているだろうか？」と名演説をしました。
それだけ自動車とCO2、そして地球温暖化の問題は根深いのです。
政府の対応
しかし、その問題を解決できる技術というのがEV、電気自動車なのです。
それは車が電気で動いているため、CO2を一切排出せず地球に優しいのです。
世界は今やCO2を一切出さないEVに注目し、その潮流は確固たるものとなっています。政府も補助金を出し、EV車を普及させようとしています。
だからこそ、しきりにニュースでもEVを取り上げられているのですね。
政府は新車販売に関して2035年には電動車のみにすると発表しています。
ですから純粋なガソリン車やディーゼル車は販売されなくなり、EVなどの電動車への置き換わりが起こることは必至であります。
政府はEVといわず電動車といった理由には思惑があります。
電動車の範疇に入るのはEVはもちろん、HV（ハイブリッド車）、PHEV（プラグインハイブリッド車）、FCV（燃料電池車）が含まれています。
いきなりEVに全面シフトしてしまうと、それまでガソリン車やハイブリッド車で覇権を握ってきた企業が倒産してしまうからです。日本での時価総額ランキング1位のトヨタは、現在ではEVに積極的ですが、当初はEVに消極的でハイブリッド車を多く手掛けていたので配慮した政府の政策決定だと思います。
時価総額ランキング1位のトヨタと、2位のソニーはどちらもEV事業に参入することを表明しています。また、日産・三菱自動車も日本でEVと盛んに叫ばれる前からEVを導入していました。日本ではこれからEVが普及することは確実であり、スピード感を持って置き換わりが行われてほしいものです。
明日は今日のEVに関連する「脱炭素」について取り上げてみたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました、ではまた明日です❗
