株式会社MIYAVI

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【練馬区】EVの充電スタンドを設置するとしたらどこに置く?

はじめに

 

皆様こんにちは、今回は練馬区に絞ってEV用充電スタンドをどこに設置できるのかシミュレーションという形で、私の持論も交えながらプレゼンしてみたいと思います。前回充電スタンドについて簡単に触れたのでこちらもどうぞお願いします。⬇

 

kuborichan.hatenablog.com

 

既存の練馬区の充電スタンドの場所

はじめに数から概要的に説明すると、急速充電スタンドが16基、普通充電スタンドが25基、テスラ社の充電スタンドが1基でした。

設置してある場所としては圧倒的に多かったのが日産、トヨタメルセデス、などの自動車販売店や自動車整備場でした。割合としては25拠点中16拠点で、64%も占めていました。

次に多かったのが大型ショッピングモールや大型家具店でしたが、3拠点に限られていました。次は個人的に以外だったのですが、スーパーマーケットが2箇所でした。特にライフコーポレーションの駐車場だったので、ライフはEVの充電スタンド設置に協力的なのだと分かりました。
残りは公園やパーキング、カフェなど1拠点ずつと、まちまちでした。

練馬区内に新しく設置するとしたら

1.公園

公園

人が多く集まって少なくとも3時間以上滞在する場所はどこかと考えてみると最初に公園が浮かびました。現在では氷川台駅からほど近い城北中央公園の一箇所しかありません。練馬区には実は大きな公園がいくつかあり、代表的なところで言うと、都立の光が丘公園、大泉中央公園、石神井公園などです。
光が丘公園は東京ドーム13個分で、代々木公園や上野恩賜公園よりも規模が大きく、都内でも4番目に広い公園です。
具体的に光が丘公園内には、

  • 芝生広場

  • バーベキュー場

  • 野球・サッカー・テニスコート

  • 図書館

  • プール

  • 総合体育館

など実に幅広い用途として使われており、あらゆる目的を持った人が多く集う場です。北側は多くの車が通る川越街道がすぐ近くにあり、南側は光が丘IMAという大型ショッピングモールや光が丘練馬区役所が併設されています。IMAには急速充電1基、普通充電2基、テスラ用1基のみしか設置されていないため、光が丘公園全体であと10基増設しても全く違和感はありません。

光が丘公園には251台収容できる駐車場があり、土日はほとんど満車になるといいます。251台以上車は来るので、そういった方々はショッピングモールの中や、周辺の駐車場に駐車します。光が丘公園周辺の駐車場を中心に営業をかければ数十基も設置できると思います。大泉中央公園や石神井公園も同じような状況が期待できます。

ただ、懸念点としては光が丘公園などの公園に車が多く集まるのが土日が多く平日の収益が思ったように挙げられない可能性があるということです。
光が丘公園は公園以外にもスーパー、衣料品店などを含んだ大型ショッピングモールや区役所も併設しているので、平日でもある程度人は来ますが、
他の都立公園では土日との差は顕著であることが予想されるので、その点は課題です。

2.教習所

教習所

次に考えたのが自動車教習所です。練馬区には公認教習所がコヤマドライビングスクール石神井北豊島園自動車学校大泉自動車教習所の3つあります。

教習所には数多くの車があり、50台以上は常に稼働しています。ちなみに私が通っていたところは1限あたり147台稼働しているとHPに書かれていました。実際私も教習車はEVではありませんでしたがトヨタプリウスを使っており、環境に配慮していました。
今は教習車の多くがガソリン車ですが、世界的なEV化の流れの中では教習車もEV化せざるを得なくなってきます。そうすると必然的に教習所には充電スタンドが何十基も必要になってくるのは自明です。

懸念点としてはすぐに導入してくれるかが不明確という点です。これからEV化してくとは言っても現状はガソリン車が中心なので断られてしまい、教習所がEV車を導入しないことには始まりません。

少々荒い考えですが、教習車のEV化を促進するとともにEV充電スタンドを設置するという営業方法を考えました。EV化を促進するというのは日産のEV、トヨタのPHV、三菱のPHEV、などと提携して教習車のEV化をサポートします。不要になった教習車は中古車販売会社に卸すなどその点も代行して、EV充電スタンド普及事業をプラットフォームとして活動していくのが重要です。

3.ホテル・宿泊施設

ホテル

最後はやはり人が長い間滞在する場所で、ホテルなどの宿泊施設です。
練馬区にある大きな宿泊施設はホテルカデンツァ光が丘や小さいところでは京香ハウスという所などでしょうか。
フレックステイイン江古田というホテルがありますが、ここは江古田駅からほど近く、車で訪れるお客さんが少なそうなので候補からは抜きました。また、豊島園庭の湯という旧豊島園に併設されている温泉施設があり大変賑わっていますが、残念ながら駐車場はありませんので、こちらも候補から除外しました。

ホテルカデンツァ光が丘は80台の収容車数があり、最寄り駅からでも徒歩15分以上歩かないといけないので車で訪れる方が多いと思います。あまりEVの普及していない現状では、ここに最初は多くても3基ほどの設置ができれば良いと思います。

全体的な懸念点としてはそもそも練馬区内にはホテルカデンツァ光が丘を除くと大きな宿泊施設がありません。練馬区内の宿泊施設に対するEV充電スタンドの市場規模はごくわずかですが、他区のホテルや宿泊施設に関しては多くのEV用充電スタンドの設置が見込まれると思います。

まとめ

ここまでEVの充電スタンド練馬区内に設置するとしたらどういった場所が適切なのか考えてみました。現状では自動車販売店に多いので、それを上回るほどの数を公園などの多施設に設置していければと思いました。

病院

今回の記事ではまとめませんでしたが、病院なども多くの人が集まり、特に総合病院などは大きな駐車場もあるので有効だと思いました。病院を番外編ということにして、今回は終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました、ではまた明日です❗