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チャージポイントの財務情報とはどんなもんよ?

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皆様、こんにちは。今回は前回に引き続きチャージポイントの決算情報を含めた財務情報を見ていきたいと思います。

ヤフーファイナンス 2月16日の終値

足元の株価は15.32ドルです。1月24日に上場来安値の11.21ドルをつけましたが、現在では上昇基調です。

前回のチャージポイントの投稿はこちらです。⬇

 

kuborichan.hatenablog.com

 

損益計算書

2021年10月31日までの第3四半期のTotal revenue(売上高)は約1億6000万ドルとなりました。前年比から6000万ドルほど増えました。Total cost of revenue(売上原価)は約1億2500万ドルなので、Gross profit(売上総利益)は約3600万ドルと、前年比から約1200万ドル増益でした。

しかし、Total operating expenses(営業費用合計)は約2億2200万ドルと、売上高を大きく上回ったため、Net loss(純損失)は約7200万ドルでした。ただ、売上高自体は去年よりも上がっているので、前年の約1億600万ドルからは赤字幅が縮小しています。

https://investors.chargepoint.com/overview/default.aspx

貸借対照表

今期はCash and cash equivalent(現金及び現金同等物)は約3億6500万ドルと第1四半期のときの1億4500万ドルから大きく増えました。よってTotal assets(総資産)は約9億900万ドルとなり、約6億ドル以上増えました。

Total stockholder's equity(株主資本合計)は6億の赤字から約5億8000万ドルの黒転し、自己資本比率は約64%とかなり高いと言えます。40%以上で安定していると言われているので問題はないですね。

Total liabilities(負債合計)は約3億3200万ドルで、負債比率も約55%と、100%を下回っており中長期的な安全性が高いと思います。

Total current assets(流動資産)は約4億9400万ドル、Total current liabilities(流動負債)は約1億6700万ドルであり、流動比率は約295%と120%の安全ラインを大きく超えています。

https://investors.chargepoint.com/overview/default.aspx

今後のcharge point

2019年から2020年にかけて充電ステーションの設置件数が減っていますが、コロナによる打撃だと説明しています。しかしチャージポイントは、今後世界のEV化が加速してEVが世に浸透するに従って、チャージポイントの利益が増えることが示されています。充電ステーションの設置を専門に行なっている会社なので、利益が比例して上がるのは至極当然かもしれないですね。

https://investors.chargepoint.com/overview/default.aspx

また、充電ステーションの設置される場所は以前までは北米が中心でしたが、来年以降から北米を伸ばしていくことはもちろん、ヨーロッパ地域を伸ばしていきます。ヨーロッパの充電ステーションが2026年には3分の1ほどを占める予想になっています。

https://investors.chargepoint.com/overview/default.aspx

まとめ

今回はチャージポイントの財務情報を見てきました。コロナも収束してきて経済活動が活発化されてきているので、より売上高が増えていくことが予想されます。次回の決算は3月になっているので、どうなるのかはまだ分かりませんがこのままいけば好決算が発表されると思います。
EVといっても乗用車以外にもトラックのような大型車や、バスもEV化してきているので、需要は伸びるばかりだと思います。今後の株価も上昇していくと思うので見守りたい銘柄の一つです。

最後までご覧いただきありがとうございました、ではまたあしたです。